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アスベスト

かつて安価で、耐熱性、抗張性、耐薬品性、さらに防音性、絶縁性、耐摩耗性に優れているアスベストは、保温材、吸湿気材としても広く使われた。しかし現在、肺がん悪性中皮腫、石綿肺等健康への影響が問題となり、処理が急務となっています。

<アスゲンシーラーとは>
G式アスベスト処理の特徴は優れた浸透性です。吹き付けアスベストの下面から塗布したアスゲンシーラーは3時間で37mmの浸透深さを示しています。この浸透性の良さとアスベストの針状結晶を団塊ガラス化する性能は、アスベスト対策に大きな長所となります。なによりも安全・安心な工法なのです。
吹き付けアスベストは風化するほど劣化していない限り、触らなければ比較的安全と言われています。アスゲンシーラーの塗布は低圧吹き付けですから、作業中もアスベストに接触することはありません。除去作業もアスベスト硬化後の作業となり、アスベストは針状ではないので安全な除去ができます。そして、アスゲンシーラーの浸透性の良さは、作業時間の大幅な短縮を可能にします。

<G式アスベスト飛散防止・非加熱無公害処理と再利用>

  1. アスベストは、繊維状珪酸鉱物で天然ガラス状物質である。
  2. アスベストの健康被害の原因は、その針状結晶にある。
    微細化された針状結晶が大気中に浮遊し、呼吸により人体内に侵入し健康障害を引き起こす。
  3. G式アスベストの飛散防止方法とその無害化処理方法とは
    1. 飛散防止処理
    2. 針状結晶破壊処理からなる。
  4. 飛散防止処理
    G式においては、従来の高分子素材や樹脂のマスキングによる固化飛散防止法ではなく、珪酸ナトリウムや珪酸カリウムを主成分とする珪酸アルカリ溶液とアスベスト吹き付けの際の結合材に使用したセメントに含まれるカルシウム、マグネシウム、アルミニウムイオンの化学反応により、アスベスト表面にガラス物質を生成させる。
    このことにより針状結晶の肥大化、針状結晶同士の結合により比重を増しながら固化することで飛散を防ぐこととなる。ガラス物質表面にガラス物質を生成させることにより、異種成分での固化と違い、活着状態に優れる。
    前図のようにアスベスト(珪酸塩ガラス物質)の表面に同様の珪酸塩ガラス物質を生成させることで、アスベスト(珪酸塩ガラス物質)と生成された珪酸塩ガラス物質は同種珪酸塩ガラス物質のため結合同化し、アスベストの針状結晶を肥大化させ針状でなくなる。
  5. 珪酸塩・コロイド珪酸(ガラス物質)の硬化
    イオン置換反応が進行するほど、珪酸塩・コロイド珪酸(ガラス物質)の生成も進行し結晶が緻密化され硬度は増す。しかも、硬化後も有機溶剤を含んでいないため、本来の耐火・耐熱の効果は失われない。
     
    処理前
     
    処理後
  6. 硬化後の処理方法
    同化硬化の処理方法に進行すると硬度も増す。これを粉砕することで針状結晶は破壊される。
  7. リサイクル・再利用
    粉砕後の再利用は、セメント原料、窯業原料に再利用が可能である。または、再度、珪酸アルカリ溶液で固化させることでガラスに匹敵する硬度を持った耐熱耐火材としての利用が可能である。

 

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